私の戦闘服 finetrack ドライレイヤーとベースレイヤー
先ず、ロングレースでは着替える回数を減らしたい、クタクタになるまで頑張った後に着替える時間があるなら寝たいし休みたい。
汗だくになるようなワークをした後は身体が冷えてくる。汗の濡れ戻りによる体温低下は戦闘意欲を低下させる要因になるのだ。ドライな状態を保つことによって、体臭も抑えられる。
なにより長期間カッパを着続けていれば潮ケツの状態になりやすく、酷いときには尻の皮が大きく剥げて心身共に疲弊してきます。
私はこのベースレイヤーを使い大西洋横断で2セットで済みました。
MO社などで類似商品がありますが、全く性能が違います。MI社の網タイツみたいな製品は私には全く適していませんでした。
四季を通じてスキンメッシュの素材を選択して必ず着るようにしています。
Rolex Giraglia Race, San Remo – Saint Tropez – Genoa (offshore mix doubles)
https://www.finetrack.com/c/wear-drylayer/wear-drylayer-warm
https://www.finetrack.com/products/l1-drylayer/
次はベースレイヤーです。私は上記のスキンメッシュの上に冬場はメリノウール、夏場は吸汗性の高い生地でできた物を重ね着します。出た汗がスキンメッシュから排出され濡れ戻りせず重ね着したベースレイヤーから吸い上げられて発散し早くドライな状態に戻ります。
https://www.finetrack.com/products/l2-baselayer/
M社のGラインシリーズは悪くありませんが抗菌防臭性能が低いです。
寒いときのメリノウール系は名称がメリノウールとうたわれていてもメーカーにより性能が全く違います。糸をぎっしり固く織り込んだメリノは暖かくありませんし、吸汗発散も良くありません。
https://www.finetrack.com/products/l2-baselayer/merinospin-light/
https://www.finetrack.com/products/l2-baselayer/merinospin-thermo/
このメーカーのメリノ製品は素晴らしいです。複数社のメリノを試しましたが私には最も適していました。MUSUTOのアクティブベースレイヤーはバランスが素晴らしく良いです。発熱系のなんとかテック(寒いときじっとしていると寒い、動いて汗ばむと発熱して暑い)はスポーツでには向いていないと思います。他にもヨーロッパの製品でなかなか良い製品がありますね。
春の北大西洋は無茶苦茶寒く、2016年The Transatのプレレースでは雪が降っていました。寒さ対策と発刊後の汗冷え対策が大事になってきます。フリースは暖かいですが汗抜けが悪いのでお勧めしません。私はメリノを重ね着します。スキンメッシュにメリノライト、そしてメリノサーモを重ねます。ミドルレイヤーではMUSUTOのGORE-TEXミドルレイヤーが優秀です。
厳冬期はその上にモンベルのペラペラに薄いGORE-TEXのジャケットを着ます。極薄のGORE-TEXはモンベルがコスパが一番良いです。
コメントを残す